本物におよばない模造品

ブランドにうとい私はそれが本物かどうかさえ見分けが付きません。
それがブランド品かどうかさえもわかりません。
ただヴィトンなど一目瞭然なものはさすがの私でもわかります。
その程度の認識ですからニセモノだとも本物だとも断定することもできませんでした。
しかし値段はというと決して安くはありませんでした。
日本国内で模造品を売ることは犯罪であり大きな罪です。
それは当然の事です。
知的所有物が犯されているわけですからそういえます。
しかし素人目には本物かどうかわかりません。
買う人はニセモノと知って購入するのでしょうか。
ニセモノだとわかってブランドのバックをもつことに意味があるのかどうか疑問です。
そもそもなぜそこまでしてニセモノを持つのか本当に不思議です。
ブランドをもっていることで人からセレブだと思われることを願っているのでしょうか。
それとも本当にそのブランドが好きだけで高すぎて手が出ないからニセモノで我慢するのでしょうか。
ニセモノをもつことが本物のデザイナーやメーカーに何を意味するのかまでは考えないかもしれません。
ブランドに対する人の考え方は十人十色のようです。
やはりどれだけそっくりであっても本物にはおよばないでしょう。
精巧に作られた造花であっても本物と比べれば足元にも及びません。
本物だけが放つ魅力やいでたちがあります。